アイドル=偶像 ってどういうこと?
前回は、元アイドルのことを書いたので、今回は「アイドル」という言葉について記事にします。
アイドルを辞書で引くと、【idol=偶像】と出て来ます。
どういうこと?そう言われても、なんだかピンとこない。
神や仏をかたどったもの?人形?と言っても人間だけれど…
(ちなみに私は、「鞘師は救世主」とYouTube動画にコメントされていたのをみて、モーニング娘。に興味を持った口です。)
さて、これはどういうことか。語源を手繰っていくと、
「偶像崇拝の禁止」とエルヴィス・プレスリーにたどり着きます。
偶像とは前述の通り、神や仏をかたどって人間が作り出したものです。
それは本物の神ではないので、偶像を崇拝することはおかしい、として、禁止されていたんですね。
このことから、「偶像」=「まがい物」と使われるようになりました。
プレスリーの人気が出始めた頃、「あんなのはロックンロールではない。まがい物だ」とする人が多くいたようです。そして、【若者が熱狂しているまがい物】と蔑み、アイドルと呼ぶようになったようです。
現在では【若者が熱狂している対象】を指してアイドルと言っているんです。
神様仏様は無関係ですね。
遠くの存在ではなく、だいぶ身近な対象になりました。
そんなアイドルに(アイドルに限らず、すべての人に)敬意を持つことができれば、この地球の平和を本気で願ってる人たちの想いは形になっていくのではないでしょうか。
隣人を愛せよ、とはそういうことなんですね。