〜死ぬ前に伝えたかった〜「大切なことはバズらない」理論
【朝】という漢字をよく見てください。
分解すると「十月十日」で成り立っています。お腹の中に宿り、生まれるまでの時間。命のはじまり。
それと、一日のはじまりである「あさ」を掛け合わせた、素晴らしい字です。
「バズる」ってこの頃よく耳にします。文脈で意味はわかりましたが、語源はなんだろう?と調べたとき、気づきました。もっと大切なことに。
大切なことはバズらない。
「バズった人への嫉妬か?」と捉えられるかもしれませんが、そうではありません。
この記事は名作なので、バズってもらって結構ですけれども。
爆発的な話題になるってことは、一過性のものが多いような感じがします。文字通り流行、流れゆくものだから(バズるって言葉自体…)。
大事なものはきっと当たり前の事柄で、普遍的なものだと思います。だからインパクトはあまりない。耳にしても「なんだ、そんなことか」と。
例えば、誰もが知る名前、画家のゴッホ。彼の絵はずっと評価され続けているように思われますが、彼が亡くなってから評価されたようです。
魅力が伝わるのが死後とは、切ない話ですが、少なくとも彼自身は自分の作品の力をわかっていたのでしょう。
自分だけでもいい、周りに惑わされずに大切なことを守り続けてほしい。
生きることは素晴らしい。そう気づいた時、気づかせてくれたこと・人に、感謝を伝えましょう。恩返しをしましょう。
恩返しをする機会がもうない、そんな場合もあります(ゴッホのように…)。
それなら、感謝を胸に抱いたまま生きていきましょう。語り継いでいきましょう。
暖かい日の光に感謝し(暑くてつらいけどね)
ごはんのおいしさを喜び(たまにまずくてもね)
勉強を楽しみ(休み時間のドッジボールの方が楽しくてもね)
怪我なく一日を過ごせたことを讃え(ボールは痛いけどね)
友達と笑い合える時間を噛み締め(かけがえのないと気付くのは、大抵失ってから…)
寝床での安らぎに横たわり(おじいちゃんみたいだね)
朝日を拝める素晴らしさにうなずき(おばあちゃんみたいだね)
この世に産んでくれたひとに、ありがとうを。
誰もがこの精神を持っていれば、世界はもっと生きやすい。でもみんなが知っていたらバズらない。当たり前のことだから。
読んでくれてありがとうございます。
eureka?